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観客と選手の橋渡しになるemograf

はじめまして鈴木和真です。NOMLABでは、「emograf」という表情認識・感情推測技術を用いた空間づくりに取り組んでいます。このたび、emografは「B.LEAGUE AWARD SHOW 2024-25」に参加しました。
「B.LEAGUE」とは、国内男子プロバスケットボールのリーグのことであり、そのアワードショーは選手への表彰とファンの皆さんとの交流イベントです。
そこでemografを使った新しい演出をお届けしました。

会場での2種類のリアルタイム演出後日公開のコンテンツ、併せて3つのコンテンツを展開。
まず、会場では、カメラで観客の表情をリアルタイムで認識・感情を分析して以下の2つの演出を展開しました。
①    分析した観客の感情データにあわせて、空間の照明の色がダイナミックに変化。
②    バロメーターが画面に表示され、いま観客がどのくらい盛り上がっているのか?を数値とグラフで見える化。


さらに、観客の感情記録データを活用し、以下のコンテンツを後日に展開しました。
③ 盛り上がった瞬間を特集した動画をBリーグ公式Xより公開。

システム的な課題として、以前は1~3人程しか表情認識できないこと、また、暗くなるとカメラ認識が難しいことがありましたが、
何度も試行錯誤を重ねることで、そのような課題もしっかり改良して、アップグレードしたemografを現場にて展開できました。

エモグラフ演出すると、嬉しい思わぬ収穫も。
MCや選手たちがemografコンテンツをみるみると使いこなしていき、
「MC/選手と観客のコールアンドレスポンス」時の観客の反応を定量的にわかるツールとして活用されていました。
その結果、「MCや選手が観客を盛り上げると、観客もその盛り上がりに応えてエモグラフのメーターや照明を変化させようと応える」という良い循環が生まれました。こうした空間体験をより良くしようと観客と演者がemografコンテンツを活用する姿を見ると、「emograf」が両者の“橋渡し役”となっているように感じます。

いつか、これをスタジアムやアリーナなどでもやってみたい!
感情が見える技術「emograf」で、選手と観客の間の距離がさらに縮まり、より豊かなコミュニケーションや行動変容が生まれるようになるかもしれません。
インターバル中のミニコンテンツとしてもぴったりなので、今後さらにいろんな場面で広げていきたいです。スタジアムやアリーナへの導入や新しい企画に興味がある方は、ぜひ気軽にご連絡ください。

鈴木 和真

デザイナー

空間設計・デザインのほか、インタラクティブ装置、映像、音響 、照明、霧など特殊効果を用いたエンターテインメント性の高い空間演出も手掛けている。集客を目的とする地図や空間に、人を呼び込み楽しませる強い1点を作り出す。

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