Project Title
oto rea(オトリア)
プロジェクト概要
演出に特化した回遊型の音響体験サービス。
- 動機・課題
従来のXR体験は、視覚情報がメインとなる体験であったため、スマホやデバイスの画面を通しての体験する必要があった。実際の空間を十分に楽しんでいただくことを課題に、スマホからの音声や位置情報を活用して、空間の体験をアップデートさせていった。
- 仮説・解決方法
複数の音を空間に配置し、体験者の移動や顔の向きなどの動作に合わせて、自分だけの特別な音声が聞こえてくる。
空間ならではの特徴を最大限に引き出す音声演出を可能にする体験プラットフォームです。健常者はもちろん、視覚障碍者の方にも音声による演出で空間展示を楽しんでいただくことが可能です。非接触でありながらパーソナルな情報にカスタマイズできる点において、with コロナの文化観光や after コロナの観光資源開発に資する技術だと考えています。
- 将来的なビジョン
美術館、博物館などの文化施設、観光資源開発、企業展示施設、エンタメ施設等で、音による体験付加価値に付与いたします。今後乃村工藝社の空間エンジニアリング技術と組み合わせ、照明や映像機器等の装置と連動する設計も検討しております。
中村 瞳
映像ディレクター
主に映像の企画・シナリオ作成・演出を行っています。
プロジェクションマッピング、デジタル機器を用いた映像や光の演出コンテンツを得意とする。
リアル空間の持つ良さを映像やデジタル演出で拡張し、融合させた空間体験づくりを行っていきます。
鈴木 和博
プランニングディレクター
「場づくり/場ヂカラ/場流創造(Value Creation)」の視座で、調査・マーケティングから企画構想立案、そして実際の運営・運用・評価まで、一気通貫で対応します。
新たな領域創出に向けた空間データ解析など、独自のモノサシ創造に取り組んでいます。
慶應義塾大学SFC:非常勤講師(2009~)