東京の中でも歴史とモダンが静かに共存している代官山エリア。最新のトレンドが発信されるエリアでありながら、その土台には長年育まれてきた落ち着いた街の風情と文化が息づいています。そんな代官山で2022年から始まった「爽涼祭」は、地域商店と住民が共につくる夏の風物詩として愛されています。2025年の爽涼祭は、「代官山 爽涼祭 WEEK」として9/20(土)~9/28(日)と期間が拡張して開催されます。TSUNAGU(つなぐ)をテーマに、代官山TーSITE、フォレストゲート代官山、ログロード代官山、ヒルサイドテラスなどでは縁日、小さな花火大会、トークショーなど、さまざまな催しが行われます。
われわれ乃村工藝社 未来創造研究所はこの取り組みに賛同するとともに、日頃の研究を社会実装する機会としてこのプロジェクトに参画、 共創パートナーとして一緒に爽涼祭を盛り上げていきます。植物発電によるイルミネーション*1や、音を探して散歩するスタンプラリー、廃棄物から作られたスピーカーの設置、幼児がお昼寝できるソファの設置、飯能の森で作られた木材循環ベンチ、そして縁日から排出されるCO2排出量の測定やリサイクルステーションの設置*2など、たのしくて、ちょっとすてきが詰まったコンテンツをお届けします。
好きな人たちに囲まれて、
きらきらまぶしい子どもたちの笑顔と、
なつの終わりをたのしむ、9日間。
まわりのみんなとつくり上げる、
ちょっとだけ涼しい、代官山の爽涼祭。
【開催概要】
代官山爽涼祭2025
2025年9月20日(土)-9月28日(日)
HP:
https://store.tsite.jp/daikanyama/souryousai/?srsltid=AfmBOooAZjNeYWBFTHWiBFZzJPXyNuqL-Qe4sNMspAR4NJhQPZkBskQF
Instagram:
https://www.instagram.com/daikanyama_soryosai/
【展示概要】
*1 株式会社グリーンディスプレイとの共創
*2 株式会社ジャパングレーラインとの共創
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植物発電:https://rd.nomurakougei.co.jp/project/technology/page/phenomenon
SOUND SEEK powered by oto rea:https://rd.nomurakougei.co.jp/project/technology/page/oto-rea
後藤 慶久
サステナブルマテリアル・マイスター
クライアントであった欧米のファッションメゾンが2020年あたりから、環境配慮を先進的に進めていた影響で空間の環境分野について深くかかわり始める。素材メーカーとの商品開発、環境起点のプロジェクト開発、社内外での啓蒙セミナーなどに従事し、空間創造事業におけるサステナブル・デザインを実装するために活動を続けている。
谷 清鳳
デザイナー
主に企業のコミュニケーションデザインに関わる空間のデザインに携わってきました。
特に自然科学やデジタルコンテンツを内包するような体験のデザインが得意分野です。アナログな手法とテクノロジーを境界なくデザインしたいと思っています。
吉武 聡一
デジタルクリエイティブディレクター
空間体験のプランニング、デジタルコンテンツ制作を企画から実装まで一貫して行うディレクター。主な研究開発のテーマは空間におけるデータ活用。乃村が取り組めていない領域で新たな価値・ビジネス創出に挑戦中。
大栁 友飛
デザイナー
「空間とはなにか?」という根源的な問いのもと、デザインを通じた空間の探求と可能性の拡張がミッションです。空間のデザインはもちろん、マテリアルの開発やシステムの構築、ときには研究をして論文や書籍の制作を行うなど、多岐にわたって活動中。